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『ショック・ドクトリン』

『ショック・ドクトリン』ナオミ・クライン(岩波書店)本書が発刊されたのが07年。これほど前評判が高く、邦訳が待たれた本はないかもしれない。著者については前著『ブランドなんか、いらない』を読んでいたので楽しみにしていたが、これほどの労作だとは思わなかった。私が近年読んだなかで最重要書籍の筆頭にくることは間違いない。これ一冊で、この20~30年間に世界で起きたことがひもとけてしまう。同時にグローバリズムの正...

『襲撃 中田カウスの100日戦争』

『襲撃 中田カウスの100日戦争』西岡研介(朝日新聞出版)今夏、暴力団との交際を認めて芸能界を引退した嶋田紳助の記事が週刊誌をにぎわしていた頃に本書を買った。その後、少し読んでは中断することが続いて、ようやく読み終えた。読後感の悪い本とは、本書のようなものを指すのだろう。書かれている内容がドロドロなのである。話の舞台は2007年の吉本興業で、所属芸人中田カウスと創業者一族の林マサが権力争いで対立した。山...

『創られた「日本の心」神話』

『創られた「日本の心」神話』輪島裕介(光文社新書)仕事先の社長さんから「いま由紀さおりが欧米で大ブレイクしている」という耳寄りの情報を得た。するとタイミングよく12月2日の東京新聞でも「由紀さおりさん欧米席巻」という見出しでも大きく取り扱われていた。米国やカナダの音楽チャートで堂々1位。12月12日から全米ツアースタートとのこと。ことの発端はジャズ・オーケストラ・グループ/ピンク・マルティーニのリーダー、...

『人類の月面着陸は無かった論』

『人類の月面着陸は無かった論』副島隆彦(徳間書店)アポロ計画においては、1961年から1972年の間6回の月面着陸が成功し、12名が月面に降り立った時点で、計画が打ち切られた。とりわけ1669年、人類がはじめて月面に降り立つ瞬間の映像がテレビに流れたときは、釘付けになり感動を覚えた。私が小学校6年生頃だっと思う。そして20代後半に『宇宙からの帰還』立花隆が出版され、詳細を知ることでさらに感銘を深めるのである。しかし...

〈ティータイム〉

〈ティータイム〉本ブログを始めて半年が過ぎた。当初は3~4ヶ月分のストックを用意して軽い気持ちで始めたのだが、すぐにストックが尽きて困ってしまった。9月以降はその場しのぎに間に合わせることで精一杯で、現在に至っている。出来る限り新刊をと思っていたが、かつて読んだ本をピックアップする場合が多い。12月に入り仕事もたてこんでいるなか、よりによって『ショック・ドクトリン』という上下2巻の厚い本を読みはじめてし...

『私は魔境に生きた』

『私は魔境に生きた』島田覚夫(光人社NF文庫)横井さん、小野田さんに続いて、さらに日本兵のサバイバル手記を。今度はニューギニアが舞台、生き残り4名のジャングル生活である。私は最近になって本書を知り読んだのだが、これぞサバイバル生活の教科書というべき内容に驚かされた。章立てからして、原始生活、石器時代、鉄器時代…となっており、小見出しをランダムにひろうと、●発火法を考える ●ジャングル料理の考案 ●いかも...

『たった一人の30年戦争』

『たった一人の30年戦争』小野田寛朗(東京新聞出版局)横井庄一さんに続いて、小野田寛朗さんの手記も読み返してみた。あらためて衝撃的な内容である。小野田さんが発見されたのは横井さん発見の2年後であり、横井さんとは対極的な人間像が当時のマスコミを賑わした。横井さんが人間としてのサバイバルであったとするならば、小野田さんは徹頭徹尾ゲリラ戦士としてのサバイバルを貫かれた。小野田さんのジャングル生活は4人で始め...

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